胆嚢摘出しました【入院編 ⑥】

ERCPでチューブを入れてもらったこと、
絶食で体重も落ちたことで、すこぶる体調が良い。
(こんなに調子良いのに胆嚢取らなあかんのかな?)
ところが、あろうことか、
この1ヶ月の間に胆嚢は石を生産し続け、
溢れた石が総胆管に落ちていることが術前検査で判った。
・・・。
手術が延びるのか?
内科と外科の先生が話し合い、いくつかの案を提示された。

①再びERCP(内視鏡)で総胆管の石を掻き出す → 外科手術にて胆嚢摘出
②外科手術にて胆管を切開し石を摘出、胆嚢摘出の同時手術
③外科手術で胆嚢のみ摘出し、胆管結石は内科でERCP

兎に角、
石を生産をし続ける胆嚢を摘出しない限りこの戦いは終わらないのだ!
胆嚢摘出は決定!
問題は総胆管に落ちた石である。
ある日の外来で外科部長さんの診察に当たった。
そこで「総胆管結石摘出と胆嚢摘出を同時に腹腔鏡下で行う」
ことを提案された。
「Cチューブというものを胆管に入れ、術後1週間はお腹からチューブが出た状態」
「チューブが抜ければ、退院できる」
「腹腔鏡手術ではじめるが、途中危ないと思ったら開腹手術に切り替える」
等々説明された。
一回で済むのであれば、外科の先生にこの身を任せよう。
手術を決断してからは早かった。
緊張も吹っ飛ぶ勢いでモノゴトは進んでいくのだ。

腹腔鏡下総胆管切石術の方法
①腹部に4ヶ所〈1cm ~ 0.5cm〉の穴を開け炭酸ガスでお腹を膨らませます。
②1.胆嚢の石が総胆管に落ちたと考えられる場合
胆嚢管(胆嚢と総胆管をつなぐ管)から胆道鏡を挿入し,総胆管内の結石を除去する(経胆嚢管的切石)。
2.もともと総胆管に石ができた場合
総胆管を直接切開し、そこから胆道鏡を挿入して結石を除去する(総胆管切開)。
結石除去後,切開した総胆管を腹腔鏡下に縫合して閉鎖する。
総胆管の石が取れたら胆嚢は摘出する。
腹腔鏡下総胆管切石術を行うためのポイント
腹腔鏡下総胆管切石術を予定しても全例出来るわけではありません。その条件は
1)異常な癒着がないこと〈上腹部の手術はしていないか〉
2)強い炎症がないこと
3)他の臓器〈胆管、十二指腸など〉が損傷しないこと
4)悪性腫瘍を疑わせるような所見がないことなどです。
最終的には術中に確認することになります。
術中に種々の理由で腹腔鏡下総胆管切石術が困難と判断した場合は開腹術に移行します。(名古屋第二赤十字病院 治療トピックスより引用)

入院編 ⑦ へ続く

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