「八丁味噌」で有名な愛知県岡崎市。徳川家康生誕の地、龍城(岡崎城)から八丁(870m)の距離の八丁町(旧八丁村)が名前の由来です。江戸時代からの味噌造り伝統技法を現在も守られています。
ん? 何やら東の方角から香ばしい香りが漂ってきましたよ。
国道1号線沿いにある「桝八川魚商店」さん。大正時代から続く岡崎の超老舗鰻店です、お隣の八丁味噌は江戸時代から!桝八さんは大正時代から!(もちろん建て替え等もあったと思いますが…)流石、歴史ある街「岡崎」ですね。
お持ち帰りのお客さんの行列が絶えず、長い行列は国道1号線の渋滞中によくお見かけするので、鰻の持ち帰り専門店だと思われている方も多いようです。同じ岡崎で鰻の有名処といえば「はせべ」さんですが、はせべさんの創業が昭和初期といわれていますから「桝八」さんは、其処より歴史があるのですね。
食事をされる方は奥へとお進み下さい。
靴を脱いで上がります。
細長い建物内を奥へ奥へ…
こちらは「中二階」。長机が2つ並んでいます。MAX10人座れます。
中二階をさらに上がると本二階の和室。テーブル6卓。
直ぐにおねぇさんが「いらっしゃいませ」とお茶を淹れてくださいます。
「メニュー表ありますか?」とお訊きすると、
「今は2,500円のもののみなんです。」とのこと。
なるほど、それも面白い!
着丼!
ドドーン!
ドドーン!
外(皮)カリッ 中 フワッ!
炭火で地焼き!
甘辛い“タレ”が、これまた旨いっ!
最高ですっ!
2,500円(税込)で大きく分厚い蒲焼が3切。この内容だったら、他所では4〜5千円くらいすると思います!庶民価格(企業努力)ありがとうございます!
プラス80円で「肝吸い」にできますよ!
(大)100 → ご飯大盛り
(2,500) → 鰻丼
(す)80 → 肝吸い
高級店のように敷居は高くなく、庶民の味方「桝八」さん!
古き良き時代のお姐さま方がテキパキと鰻を捌かれていました。
最前線の焼き台には指揮官の大将。
ご馳走様でしたー!
岡崎市中岡崎町1-18 地図
電話:0564-21-0694
営業時間:11:00-16:30
定休日:日曜日・月曜日