紅葉の時期になると歩けない位に賑やかになる豊田市足助町。江戸時代から三河と信州を結ぶ宿場町として栄えました。この辺りは「重要伝統的建造物群保存地域」とされています。
町を味わう巣篭もりの宿「小鳩屋」さん。秋の青空に漆喰塗りの壁が映えますね。
此方は、女性オーナーの鳥居 智子さんが、自らスコップを握り建築にも参画されました。地元の素材、地元の職人さんたちと創り上げた「お宿」です。
この建物は、以前、地元の人気うどん店「小松屋」さんのものでした。歴史的な街並みに馴染むよう「小松屋」さんのテイストも残しつつ、宿泊やカフェ利用ができるようリノベーションされています。
鳥居さんは、2007年に同じ足助町にカフェ「ろじうらのカフェ バンバン堂」さんをオープンされ「カレーが美味しいカフェ」と県内外からお客さんが訪れる大人気店を創られました。現在では「小鳩屋」さん、小売・物販「都市(ミヤコイチ)」さんも兼任されるお洒落ママさんです。
卵かけご飯とお味噌汁、お漬物というシンプルながらもバランスのとれた、一汁一菜のモーニング。卵は一般的な卵よりも栄養価が高く「幸せの青い卵」と呼ばれるアローカナを使用しています。味噌汁は米麹と豆麹を使用したこだわりの合わせ味噌を使用。手作りのため、味噌の味わいは毎年変わります。朝食は軽めに済ませて、さっと街に繰り出したいたい方におすすめ。卵かけご飯が苦手な方に、パンのメニューもございます。
<小鳩屋さまHP引用>
ミネアサヒのたまごかけごはん
味噌汁
漬物
ほうじ茶(コーヒー +150円)
550円だから「ゴーゴーモーニング」!
この丸い石はたまごを割るものだそうです。小鳩屋さんのロゴも彫ってあり、おしゃれ!
「白米」…「ミネアサヒ米」使用。「ミネアサヒ」とは、中山間部の気候に適した良食米として育成された品種。愛知県内の水稲作付面積の内、5%のみで栽培されていることから「幻の米」とも呼ばれています。
「卵」…「アローカナ卵」使用。少し小さな鶏アローカナは青やオリーブ色の卵を産むことで知られています。爽やかでコクのある味は「たまごかけごはん」に適しており、女性に人気があります。
「味噌汁」…手作りで「米麹」と「豆味噌」のミックス。深みのある味で毎日食べても飽きが来ないと云います。
「モーニング」のみの地元の常連さんも多く、美味しいコーヒー、美味しい「TKG」(たまごかけごはん)を目当てに毎日通う方も多いそうです。素敵なオーナーさんとカウンター越しのおしゃべりも楽しいですよ!
豊田市足助町新町34 地図
電話:080-5762-9152
https://www.kobatoya-asukehostel.com/
街道に駐車場はありません。
「中央駐車場」に駐車券を来館の際にお持ち下さい。
足助は空が高い!
空の青、山の緑、澄んだ足助川!
「足助町」は、2005年に豊田市と合併。
豊田内にこんな長閑なところがあるのです。
のどかー!