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熱田「中華料理えん楽」さん。創業1953年「神宮小路」にある愛され町中華!

中華料理えん楽|名古屋市熱田区

名鉄「神宮前駅」を降りてすぐ西側には「熱田神宮」の広大な敷地が広がっています。

「熱田神宮」道路を挟んで反対側、駅を降りてすぐの一等地に「昭和」を彷彿とさせる映画のセットのような…

「神宮小路」

その昔は、飲食店や居酒屋さんが所狭しと並んでいました。
(若い頃はなかなか近寄り難い場所でした…)

「中華料理えん楽」さんの創業は1953年!

西暦1953年(昭和28年)戦後間もない頃、木造二階建ての長屋を改装され店舗にされました。

いい雰囲気ですよねぇ

店内カウンターとテーブル席

ピカピカに磨かれた調理場

ランチ時も夜営業も常連さんで賑わっています。

日替わりランチタイム(AM11:00 – PM1:30)

ヤキソバ+ギョーザ+ライス+スープ:700円
ラーメン+ライス:600円
中華飯+ラーメン:700円
天津飯+ラーメン:700円
チャーハン+サラダ+ラーメン:700円
麻婆飯+ラーメン:700円
野菜炒め+ラーメン+ライス:700円
チャンポン+ライス:700円
八宝菜+ライス+スープ:700円
酢豚+ライス+スープ:700円
揚げヤキソバ+ライス+スープ:700円
回鍋肉+ライス+スープ:700円
上海風ヤキソバ+ライス+スープ:700円
茄子とみその辛し炒め+ライス+スープ:700円
豚肉とニラ炒め+ライス+スープ:700円

カウンターのお父さん(渋い!)

「ヤキソバ+ギョーザ+ライス+スープ」についてくる水餃子

「旨い!」

ちゃんぽんのように具沢山の焼きそば(セットで700円は安い)

夜の帳(とばり)がおりて・・・

コロナ禍中の影響もあって、閉まっている(休まれている?)お店も目立ちます。

夜の方が「雰囲気がある」カナ?

さぁ!ディープな世界へご案内します!

「いらっしゃい!」
お父さんとお母さんが出迎えてくれます。

専用の椅子に立ったり座ったりしながら、調理場を仕切るお父さん…

お店のお父さんこと「山家 功」さん(2022年でおんとし87歳)
お母さんと一緒に、昭和、平成、令和…神宮小路の移ろいを見守って来られました。

沢山のサインと写真

タバコの自販機は、最早「オブジェ」?「壁」?と化しています。

ドラマ「名古屋行き最終列車」の舞台に

2015年〜2018年までラーメン店主(ロケ地:えん楽)として大杉漣さんが出演されていました。ところが「名古屋行き最終列車2018」のオンエア直前に大杉さんは急逝されてしまいます。名古屋が本当にお好きだったそうで…残念ですね。

撮影前に大杉漣さんの出演作を拝見し、物語の良さはもちろん、大杉さんとの思い出も重なり、感極まりました。そして、自分がこの物語の後を引き継ぐ縁も、おそらく大杉さんが導いてくれたこと。まさに“戦友”の大杉さんを弔うつもりで、この仕事を引き受けさせてもらいました。

その後「名古屋行き最終列車2019」より(ドラマ上は)2代目ラーメン店主として、寺島進さんが「えん楽」を受け継がれました。刑事役などでお馴染みの俳優さん…漢気を感じますね…

らーめん

ラーメン(しょうゆ)600円
えん楽ラーメン(餡かけ)700円
台湾ラーメン:700円
五目ラーメン:700円
ちゃんぽん:700円

焼きそば

餡かけ:700円
餡かけパリパリ:700円
ソース:700円

チャーハン:600円
天津飯:700円
中華飯:700円

一品

どて煮:500円
ゲソの唐揚げ:600円
シュウマイ:600円
八宝菜:700円
鶏肉の唐揚げ:700円
ニラレバ:700円
カニ玉:700円
エビチリ:800円
酢豚:800円
豚肉のキャベツ味噌炒め:800円
肉団子(甘酢餡かけ)800円
餃子:400円
〇〇鍋(冬季限定)

ギョーザ

注文が入ってから包んで焼いてくれました。

「ギョーザ」400円

ニラのパンチが効いてます

疲れも吹っ飛びますね

シュウマイ

「シュウマイ」600円

こちらも絶品!売り切れ必至!

ちゃんぽん

「ちゃんぽん」700円

「ちゃんぽん」も「えん楽」さんの人気メニューです!

たっぷり野菜とモチモチ麺…
何を頼んでも旨いです!

「えん楽」のお父さん、お母さん、お二人ともお元気ですが、ゆ〜ても90も近いので、どうかどうかご無理なさらず…
中華料理「えん楽」さん。
ごちそうさまでしたー!

お店情報
名古屋市熱田区神宮3丁目5-7. 地図
電話:052-682-8602
営業時間:11:00-13:30 – 17:00-20:00
定休日:日曜日


定食屋ドットコム

“外回り” を生業(ナリワイ)とする者の楽しみ…それは “お昼” “サラメシ” です。営業車で通った焼き魚の美味しい大衆食堂、出張先で教えてもらった穴場なお店、後継者の居ないおじいちゃんおばあちゃんのお店・・・などなど “定食屋愛” を綴ります。